文字
背景
行間
<記念講演>
講師 濵 田 豊 彦 氏(東京学芸大学教授)
演題 「ろう教育で大ボラを吹く」
<授業研究分科会>
1日目 埼玉会館
◆研究テーマ:全体テーマ「自ら学びを深め、たくましく生きる力を育むろう教育」◆
分科会 |
研究テーマ |
助言者 |
会場予定 |
|
大宮校 |
坂戸校 |
|||
① 幼稚部 |
自ら遊び、自ら学ぶ |
あそびを通して、たくましく |
元筑波技術大学 |
埼玉会館 ラウンジ |
② 小学部 |
日本語を大切にしたわかる授業 |
子どもの日本語力を伸ばすための環境づくりを授業実践に活かして |
筑波技術大学 教授 長南 浩人 |
埼玉会館 小ホール |
③ 中学部 |
自立に向けた生徒指導、学習指導のあり方 |
生徒一人ひとりが主体的に取り組める授業づくり |
宮城教育大学 准教授 松﨑 丈 |
埼玉会館 3C |
④ 高等部 |
社会自立に向けて主体的に学ぶ力を育てる |
様々な体験を通じて、自ら学ぶ力を育てる |
亜細亜大学 客員准教授 橋本 一郎 |
埼玉会館 7B |
⑤ 専攻科 |
SSTの取組を通じて、より良い学習態度の育成 |
坂戸ろう学園は専攻科なし |
日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会 副会長 舘脇 千春 |
埼玉会館 6B |
⑥ 重複部 |
コミュニケーションの力を高める |
聾重複の児童生徒に付けたい生きる力 |
宮城教育大学 教授 菅井 裕行 |
埼玉会館 7A |
⑦ 寄宿部 |
寄宿舎で育む生活力 |
たくましく生きる力を育む寄宿舎教育 |
國學院大学講師 東京愛育苑 金町学園 児童指導員 森本 行雄 |
埼玉会館 4A |
<研究協議分科会>
2 日目 埼玉会館・埼玉教育会館
No |
分科会 |
協議主題(分科会テーマ) |
助言者 |
会場予定 |
主題設定の理由 |
運営担当校 |
|||
① |
早期教育Ⅰ (乳幼児) |
豊かなコミュニケーションを育み、主体的な子育て支援の在り方 |
信州大学 教授 庄司 和史 |
埼玉会館 3B |
乳幼児個々の発達に応じた活動を行うなかで、豊かなコミュニケーションを育み保護者・家族が前向きに子育てしていける為の支援の在り方について研究する。 |
東京都立大塚ろう学校 |
|||
② |
早期教育Ⅱ (幼稚部) |
思考力や判断力を育て、コミュニケーションの力を伸ばすための幼児期の指導の在り方 |
元筑波大学教授 筑波大学講師 公益財団法人 聴覚障害者教育福祉協会 事務局 松本 末男 |
埼玉会館 3C |
幼児期におけるコミュニケーションの力は、遊びや環境の中で育まれる。思考力や判断力、それらを総合的に身につけるための幼稚部段階の指導・支援の在り方について研究する。 |
茨城県立霞ヶ浦聾学校 |
|||
③ |
教科学習と 学ぶ力 (小学部) |
豊かな思考力を育てるための小学部段階における教科指導の在り方と実践の工夫 |
筑波技術大学 教授 長南 浩人 |
埼玉会館 7B |
小学部からの学習は、教科書を使った指導が始まる。それぞれの教科の理解度が他の教科の理解度に与える影響も大きく、各教科のつながりも深い。また、教科学習を念頭に置きながら、小学部段階で必要な児童の思考力・判断力・表現力を一人ひとり高めるための授業工夫や指導法について研究する。 |
千葉県立千葉聾学校 |
|||
④ |
教科指導 ( 中・高文系 ) |
生きる力や社会的自立の基盤となる実践や指導法の工夫 |
大阪ろう難聴就労支援センター 理事長 前田 浩 |
埼玉会館 4A |
国語科や社会科、英語科等の学習において、社会的自立に必要な知識を習得し、主体的に解決できる態度を育成するための実践や指導法について研究する。 |
筑波大学 附属聴覚特別支援学校 |
|||
⑤ |
教科指導 ( 中・高理系 ) |
生きる力や社会的自立の基盤となる実践や指導法の工夫 |
筑波技術大学 准教授 脇中 起余子 |
埼玉会館 5B |
数学や理科等の学習において、社会的自立の基盤となる事柄の定着や主体的に探究する態度を育成するための実践や指導法について研究する。 |
茨城県立水戸聾学校 |
|||
⑥ |
教科指導 (実技系) |
生きる力や社会的自立の基盤となる実践や指導法の工夫 |
帝京平成大学 教授 藤本 裕人 |
埼玉会館 5A |
社会生活において、より自分らしく生きるための基盤となる「発想力」「表現力」「感受性」を育成するための実践や指導法について研究する。 |
東京都立葛飾ろう学校 |
No |
分科会 |
協議主題(分科会テーマ) |
助言者 |
会場予定 |
主題設定の理由 |
運営担当校 |
|||
⑦ |
言語力向上 |
多様な幼児児童生徒がいる中で、一人ひとりの言語力を向上させていくための指導の工夫 |
金沢大学 教授 武居 渡 |
埼玉会館 ラウンジ |
「言語力向上」は、ろう教育での大きな目標の一つであり、これまで続いてきた課題でもある。聴力、家庭の環境、認知の特性など多様な子ども達がいる。その中で視覚が優位な子、聴覚が優位な子、日本語が第一言語の子、手話が第一言語の子など、言語獲得・習得にいたる道筋もさまざまである。認識や思考を支え自ら学びを深めるための基盤としての言語力、特に学習言語の力まで身につけていくための多様な実践の在り方を研究する。 |
東京都立立川ろう学校 |
|||
⑧ |
自立活動Ⅰ ( 障害認識・ コミュニケー ション ) |
社会自立につながる豊かなコミュニケーション力の育成と障害認識のための支援の在り方 |
亜細亜大学 客員准教授 橋本 一郎 |
埼玉会館 7A |
多様化し変化の激しい社会で、聴覚障害児・者が他者と協調し、自立して生活していくためには、豊かなコミュニケーション力が必要である。さまざまな状況や場面に応じて通じ合うためのスキルや、障害認識に基づいた、セルフアドボカシーやエンパワーメント等、周囲の人々や社会に対しての働きかけについての支援や指導の在り方を研究する。 |
川崎市立聾学校 |
|||
⑨ |
自立活動Ⅱ ( 聴覚活用、 発音・発語指導、補聴機器 ) |
一人ひとりの聴力に合わせた補聴機器を活かすことを前提に、聴覚学習や発音・発語学習による日本語力向上のための自立活動の在り方 |
同志社大学 准教授 中瀬 浩一 |
埼玉会館 6D |
補聴器、補聴援助システムの技術進歩、人工内耳装用者の増加のため、今後ますます聴覚を活用した指導力が求められる。個々のニーズに合った自立活動の授業を通して、幼児児童生徒が日本語力を向上できると共に、生きる力を身につける教育実践について研究する。 |
東京都立中央ろう学校 |
|||
⑩ |
重複障害 教育 |
個々の障害の状況や特性を考えた支援や集団を意識した教育活動の在り方 |
宮城教育大学 教授 菅井 裕行 |
埼玉教育 会館 201 ・ 202 |
障害が重度重複化・多様化する中で、さまざまな専門的知識や教育活動の充実が求められる。集団の中で児童生徒が学び合い心豊かに充実した生活を送れるよう、支援や教育活動について研究する。 |
横須賀市立ろう学校 |
|||
⑪ |
寄宿舎教育 |
異年齢集団生活の中で生きる力を育むための寄宿舎教育の在り方 |
國學院大学講師 東京愛育苑金町学園 児童指導員 森本 行雄 |
埼玉会館 6C |
寄宿舎に入る幼児児童生徒は、通学の保障や生活習慣等生活力の向上と共に、集団生活における自治活動やコミュニケーションの中で、他者との関わりを学ぶことができる。そこから、社会性や主体性を身に付け、将来生きていくための支援について研究する。 |
神奈川県立平塚ろう学校 |
No |
分科会 |
協議主題(分科会テーマ) |
助言者 |
会場予定 |
主題設定の理由 |
運営担当校 |
|||
⑫ |
キャリア教育・卒業後の進路 |
発達段階に応じたキャリア教育の推進と卒業後の支援の在り方 |
東京聴覚障害者支援事業所 所長 矢野 耕二 |
埼玉会館 5C |
乳幼児教育相談から高等部専攻科までそれぞれの発達段階に応じたキャリア教育をどのように推し進めるべきか、現状を報告し合いながら、聾学校におけるキャリア教育について考える。また、聾学校卒業後の支援について、どのような支援が必要とされるのか具体的に研究する。 |
横浜市立ろう特別支援学校 |
|||
⑬ |
関係諸機関 との連携、 センター的機能 |
関係諸機関との連携による聴覚障害教育の充実と地域の学校への支援の在り方 |
大阪教育大学 教授 井坂 行男 |
埼玉会館 5D |
聴覚障害児が地域でたくましく生きるための充実した支援や関係諸機関との連携、センター的機能をどのように構築していくかを研究する。 |
栃木県立聾学校 |
|||
⑭ |
発達障害を併せ有する聴覚障害児に対する支援 |
発達障害を併せ有する幼児児童生徒の一人ひとりの特性に合った指導・支援の在り方 |
東京学芸大学 教授 濵田 豊彦 |
埼玉教育会館 104 |
知的障害を伴わないいわゆる発達障害(限局性学習障害、ADHD、自閉症スペクトラム障害)を併せ有する子どもは、ろう学校においてその占める割合は高いといわれる。これまで、聴覚障害の中で、見過ごされがちだった発達障害の側面をクローズアップすることで、なかなか指導効果のあげられなかった事例について、子どもの実態を捉え直し、将来にわたって生き難さを軽減するための指導・支援について研究する。 |
群馬県立聾学校 |