文字
背景
行間
生活デザイン科では、授業の中で1年次から被服製作技術検定・食物調理技術検定・保育技術検定・ビジネス文書検定に積極的に挑戦しています。資格取得を目指す中で、最後までやり遂げる力を養い、自信につなげていきます。そして衣食住の知識と、生活していくうえで必要な技術の向上を目指し、日々スキルアップをしていきます。
被服製作や食物調理では、地道な作業ですが、作品はそれぞれ温かみ、思いやりのあるものができています。
保育、介護では基本的な知識を学び、その場に応じた気配り、配慮ができ、さらに率先して行動ができるよう目指しています。
このように生活デザイン科では社会自立に向け、生徒に合わせた授業をしています。
授業で製作した作品の一部を紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
食物調理技術検定1級
「高度な技術が調理に応用でき、課題に応じた供応食・行事食等の献立作成および調理ができる。」が目標とされ、献立作成30分、調理90分、筆記試験30分に挑戦します。 指定調理2品を含めた5品のコース料理の献立と盛り付け、テーブルコーディネートまでを自ら考え、そのすべてが審査対象となります。3年間の集大成にふさわしいコース料理が完成します。
食物調理技術検定2級
「食品の栄養的特徴等を理解して、課題に応じた日常食の献立作成および調理ができ る。」が目標とされ、献立作成30分、調理50分、筆記試験30分に挑戦します。 指定材料を使用し、『弁当献立』『夕食献立』などを調理します。食品群1~4群の食材をまんべんなく使用し、めやす摂取量を確認しながら、献立作成します。
食物調理技術検定3級
「食品の調理上の性質等を理解し、日常食の調理ができる。献立作成の基礎となる事柄や各種調理法の特徴・要点がわかる。」が目標とされ、調理40分、筆記試験30分に挑戦します。 1日の食品摂取量のめやすを目測し、さらに指定された日常食2品を調理します。 自立に向けた1歩を、楽しみながら習得します。
被服製作技術検定1級
洋服:ジャケットの製作 和服:ひとえ長着の製作 本校では、洋服製作に取り組んでいます。 「裏つき洋服の構成と製作に関する専門的な知識・技術をもち、外出着を製作することができる。」が目標とされ、製作4時間、筆記試験30分に挑戦します。 世界で1つのオリジナルジャケットになります。
被服製作技術検定2級
洋服:シャツ・ブラウスの製作 和服:甚平の製作 本校では、洋服製作受験に向け、取り組んでいます。 「洋服の構成と製作に関する知識・技術をもち、日常着を製作することができ る。」が目標とされ、製作3時間、筆記試験30分に挑戦します。 衿付け、袖付け、ボタンホール等を習得します。なかでも衿付けは出来映えを左右する大きなポイントで、とても重要なところです。
被服製作技術検定3級
アウターパンツの作成 「立体構成に関する基礎知識・技術を持ち、簡単な 衣服を製作することができる。」が目標とされ、製作時間70分、筆記試験30分に挑戦します。 パンツに適した布を自分で選び、自分サイズの型紙を製図します。ミシン・ロックミシン等を適切に使いこなせるようになります。