高等部専攻科【修業年限 2年】


専攻科の特色

・一人一人のニーズにあった2年間のカリキュラム。

・情報保障のもとで専門知識や技術を習得し各種検定合格や資格取得を目指す学習。

・筆談力向上を目指し、毎日の日本語学習。

・手話の授業を取り入れ、地域や社会で多くの人に手話を教えるための指導方法を学習。

・一人暮らしに必要な生活自立学習。

・SST(ソーシャルスキルトレーニング)による良好な対人関係構築法を学習。

・一年時からの企業見学やインターンシップによる進路活動。

コースの紹介

■情報ビジネスコース

簿記・ビジネス基礎等の商業科目や、IllustratorPhotoshopPremiere等を使ったコンピュータグラフックス・WordExcelPowerPoint等の各種ソフトウェアを学習し、一般事務職への就職を目指します。

 

 

簿記・ビジネス基礎

 

簿記の基礎から専門的な会計まで、全商簿記実務検定などの資格取得も支援していきます。また、経済や流通、企業活動の基礎から実践的なビジネスマナーまで幅広く学習します。

 

 

 

 

情報表現実習

 

コンピュータグラフィックスの基礎的・基本的な技術の習得から始まり、3DCGによるアニメーション作図まで取り組みます。専門的知識の習得だけでなく、プログラミングを通した自己表現の楽しさも学んでいきます。

 

 

 

 

課題研究

 

情報やビジネスに関するテーマを設定し、課題に関する調査・研究・作成を行います。アプリケーション作成や映像編集など、自己が興味を持つ内容からテーマを選択し、1年間研究を行います。

 


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■技能実習コース

 

ものづくりの大切さや基本的な加工技術を学ぶ。金属加工や木工芸、レザークラフトなどの創作実習、デザインの基礎学習と演習、ロボット製作や溶接実習などを行い、技能職への就職を目指します。

 また、本物の自動車用エンジンや車を使った自動車整備、コンピュータで制御・加工を行うCAD/CAM実習も行います。さらに危険物取扱者・ガス溶接取扱者等の資格取得を目指しています。

 

 

 

自動車基礎

 

1年生では軽自動車のエンジンを全分解して、エンジンの動く原理や各部品に仕組み構造等を学び、分解・組み立て技術を学習します。2年生ではシャーシに関わるトランスミッション・ブレーキ・パワーステアリング・ファイナルギアなどの分解組み立てを学習します。

 

 

  

電気機械実習(ロボット制作)

 

情報ビジネスコース・技能実習コース共通の教科です。基本的なロボットの制作や溶接、一人暮らしに必要な日常生活に役立つ電気の知識を学びます。毎年、夏休み明けには相撲ロボット大会やサッカーロボット大会が行われます。

 

 

 

工芸制作(レザークラフト)

 

レザークラフトの基本的な技術を学びます。基礎を学んだ後には、自分の力量に合わせてキーケースやスマホホルダー、財布などに挑戦します。革製品は使い込むほど味が出てくるので一生の思い出の作品となります。

 

 

 

金属加工実習

 

鉄やアルミニウムなどの金属材料を削ったり・曲げたり・叩いたりして形を作る技術や知識を勉強します。写真は鉄を800℃ほど加熱して叩いて形を作っています(鍛造)。 

 

 

 

材料実習

 

鉄・アルミニウム・銅・ステンレスの平板を叩いてお皿を作ることで、それぞれの金属の特徴を勉強します。また杉・ラワン・桐・ケヤキなどの木の特徴などについても勉強します。       

 

 

 

課題研究

 

今まで学んだ技術の集大成として、自分自身で課題を決め1年間を通して物作りの手順や、制作途中に起こる様々な問題解決方法を学習します。写真は野球部の生徒が後輩の為に制作したLED電球を使用したBSOボードです。

 

 

 2年次では、一人ひとりニーズに合った内容を選択することができます。


選択科目

  A選択・・・情報ビジネスコースの専門的な内容を学習します。

  B選択・・・社会人になるための必要な事項について学習します。

  C選択・・・技能実習コースの専門的な内容を学習します。


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資格取得

■情報ビジネスコース

 専攻科情報ビジネスコースでは、事務職に欠かせない、商業系の資格取得を強力に支援しています。在学中のチャレンジを奨励している主な資格試験には、次のようなものがあります。

・簿記実務検定試験       ・情報処理検定試験

・ビジネス文書実務検定試験   ・商業経済検定試験

・電卓・珠算実務検定試験     (すべて全国商業高等学校協会主催)
 

計画的に学習を進めることにより、それぞれの種目で、3級から2級へ、そして1級へと、レベルアップを図ることが可能です。

 また、経済産業省認定の国家試験であるITパスポート試験や、日本商工会議所主催による簿記・会計関係の試験など、上記以外の検定試験についても、個別相談に応じることで、みなさんの資格取得を支援していきます。

■技能実習コース

 専攻科技能実習コースでは、技能職に欠かせない「ものづくり」系の資格取得を強力に支援しています。

在学中のチャレンジを奨励している主な資格試験には、次のようなものがあります。

・危険物取扱者       ・CAD検定試験

技能に関わる取得できる資格は少ないですが、技能実習コースから事務職を目指す生徒のために、積極的に情報コースで取得できる資格試験にも挑戦をさせています。


日本語学習

専攻科では、社会に出てからのコミュニケーション手段として重要とされる筆談力の向上を目指して、帰りのHR後、毎日約15分間の日本語学習を行っています。正しい助詞の使い方や作文を繰り返し学習する事により、筆談によるコミュニケーション力の向上を目指します。


手話の授業

聴覚障害学の中にコミュニケーション手段として手話を使って話をする内容がありましたが、いろいろな課題が見つかり、独立して「手話学習」の時間を作り、一から勉強する形で、一年生は『入門課程』、二年生は『基礎課程』を実施。
 将来、就職したとき自分のコミュニケーション手段として、職場の方々に手話を広める事を目標にしました。

                                          


専攻科生の手話に関わる課題

①手話を知っているが、語源と意味がわからない。(なんとなく・当たり前)

②日本語と、その言葉の意味がわからず、当て手話のように使う。(マフラー・バック・しなければならない・してはならない・など)

③生徒自身が知っている日本語の語彙数が少ない。(日本語の語彙数が少ないと手話の語彙数も少ない。また手話の語彙数が少ないため日本語の語彙数も限られるというパターンもある。)

④日本語対応手話と日本手話の違いがわからない。(普段から自然と日本手話を表現しているのに、文章を与えると日本語対応手話(当て手話)になってしまう)

⑤日常の手話を使っているのに、周りに教えてあげられない。(教え方を知らない)

⑥健聴者は偉い、ろう者は偉くない?と変な劣等感を持っている。

習得方法

①「手話教室」の本を使い、単語とその意味や活用方法を覚える。

②日本語の意味を理解し、どのような手話を表現した方がいいか、みんなと考える。

③興味を持つような手話表現指導方法を身につけさせる。

④校内で開催されている、大学生・介護体験生・警察学校・ボランティア対象のミニ手話講習会の講師を引き受け、専攻科生を講師として体験させ自信を持たせるようにする。


生活自立学習
 
一年生は『生活基礎』、二年生は『仕事と生活』で将来の職業生活に向け、生活自立のために必要な衣食住や消費生活などの基礎的な知識・技術を身につけ、生活の充実向上をはかる力と実践的な態度を養うための授業を行っています。
                                                   

ソーシャルスキルトレーニング(Social Skills Training:以下 SST

 

対人関係能力の低下や社会的スキルの学習不足は、障がいの有無にかかわらず、今日では広く共通の課題とされています。SSTでは、良好な対人関係の構築方法を学び、現在抱えている対人関係の問題を改善することによって、心理的健康や社会的適応を促進することを目的とします。それは、近い将来社会に出るために必要な社会的態度を学ぶだけでなく、様々な人間関係のストレスを乗り越えるうえでも重要な機能を果たします。専攻科では、全ての生徒に対して個別アセスメントを行い、卒業後の職業生活を見据えたSSTを実践しております。

 

 

 



進路活動
 自分の適性を知り、やりがいを持って長く働ける職業に就くことを目標に、進路学習を行います。入学後すぐ、適性検査や性格検査を行います。続いて職場見学をし、面談を繰り返し、希望の職種を絞り込みます。そして、企業見学やインターンシップを行い、希望の仕事を決めます。希望者の就職率は100% 高い定着率を誇っています。

            






地域交流

 

地域との交流の場として各種イベントに参加し、健聴者との交流を図ります。地域交流イベント、ハッピーフェスタに参加。授業で制作した作品の展示やワークショップを通じ、生徒それぞれ、自分に合ったコミュニケーション方法を駆使して、お客様との交流を行い大変良い経験となりました。


 

主な行事

     5月      運動会(全校)
     7月      夏期校外研修(専1・専2)
    10月      文化祭(のばら祭・全校)
    11月      秋期校外研修(専1・専2)
     1月      課題研究発表会
 進路関係          職場見学、現場実習(専1・専2)随時

 

入学選考日程

 7月下旬     概要説明・体験入学

10月中旬     授業公開・概要説明・体験入学
11月上旬     入学選考説明会
12月上旬     入学選考
 2月中旬     欠員募集説明会
 2月下旬     欠員募集選考(定員を満たした場合は行わない)