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本日の給食

つみっこ

*11月17日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・たらのごまみそ焼き

・だいずのいそ煮

・つみっこ

 
 今日は埼玉県北部の郷土料理、「つみっこ」を

提供しました。つみっこはいわゆるすいとんで、

日本各地に似たような小麦粉で作った団子が入った

汁物があります。つみっこの具材に、鶏肉、人参、

大根、蓮根、しめじ、ほうれん草などを使い、

しょうゆ味で仕上げました。小麦粉団子は調理員

さんの手作りです。

寒い一日だったので、つみっこ等の具だくさんの

汁物で暖をとれたら、胃袋も心もあたたまりますね。

 冬の魚の代名詞のような鱈(たら)は、みそと

しょうゆと砂糖とすりごまを絡めて焼きました。

ごまは種実類で、小粒でも栄養価の高い食品です。

香ばしい香りが食欲をそそりますし、和食にも

中華にも使えるので、常備するとよい食材です。

吸収率の低いことが懸念されますが、「すりごま」や

「皮むきごま」はそのハードルを下げてくれます。

週末はごまを活躍させた料理を食べて、寒さに

負けない身体を作りましょう!

 

さといも

*11月16日(木)の給食*

・ごはん

・牛乳

・里芋と生揚げのうま煮

・小いわしの狭山茶フライ

・ごま酢和え

 

 今日は、里芋を使った煮物をメインにした和食の

 給食でした。里芋は、埼玉県の出荷量が全国で一位の

作物で、古くから栽培されてきました。この煮物の

里芋は、本校の近くの農家さんが育ててくれたもの

です。

 生の里芋の皮をむくと独特のぬめりがあり、皮膚に

触れるとかゆくなる人もいますが、このぬめりは

腸を元気にしてくれる成分がたくさんあります。

下処理がたいへんだからと食べるのを諦めると、損を

します!そこで、簡単皮むきの方法をお知らせします。

 ある程度泥を洗ったら、端を切り落として水の中に

入れ、そのままゆで、沸騰したら火を止めて、触れる

温度になったら皮をはがすようにむくことができ、

かゆくもなりません。皮むき里芋を入手するのも、

生ごみが出ないのでよい案です。

 寒さに負けない身体づくりに、睡眠(休息)と

運動は欠かせませんが、食事も三本柱の一つです。

先日の寄宿舎の学習会で、「腸を元気にすることが

免疫力を高める秘訣だよ」と伝えました。里芋を

食べて腸を元気にし、食べ物の吸収効率を上げたり

善玉菌を増やしたりしましょう!

手作りのよさ

*11月15日(水)の給食*

・セルフコロッケバーガー

 (セサミバーンズ・手作り

    コロッケ・キャベツ)

・牛乳

・白菜スープ

・スパゲッティサラダ

 

 今月の自分ではさむ給食は、ごま入りのパンに手作り

コロッケとキャベツをはさむ「コロッケバーガー」に

 しました。しかも給食室でじゃが芋を洗うところから

作るコロッケとなれば、調理員さんたちは俄然張り切り

ます。今朝は寒い朝でしたが、厨房は朝から気合いの

熱気に満ちていました。

コロッケの中身を成形中!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 市販のコロッケは、輸送中に形が崩れないように衣を

厚くし、中身が崩れないように硬めに作っています。

給食室で作るコロッケは、厨房から教室までワゴンか

徒歩で運ぶため、製品を維持するための加工材は不要

です。一口かじった瞬間、外はカリッで中はふわっと

したコロッケに出会いたければ、作るしかないなと

しみじみと感じました。調理員さん、ありがとう!!

 

 

ひとひねり

*11月13日(月)の給食*

・こりこりそぼろ丼

 (麦ごはん)

・牛乳

・けんちん汁

・即席漬け

・秋のフルーツジュレ

 

  鶏ひき肉を油で炒めて、砂糖と醤油で味をつける

そぼろごはんは、万人の知る食事の一つかなと思い

ます。そこで、今日の給食は普通のそぼろに「給食

らしさ」を加えてみました。

 鶏ひき肉と一緒に野菜を刻んで入れたら、野菜が

苦手な人も気にせずに食べられ、野菜の摂取量も

増えるぞ! ついでに豆も一緒に刻んで入れたら、

たんぱく質も食物繊維もカルシウムも増えるぞ!

こんな風に、ストレートだけで押さずに変化球を

混ぜながらストライクを取りに行く給食を考えて

います。もちろん、目指すところは子どもたちの

「おいしい!」を出会いを通して幸せを増やし、

健康な食習慣を身に付けること。

 届きますように!!

 

小江戸「川越」

*11月10日(金)の給食*

・小江戸カレー

  (麦ごはん)

・牛乳

・カシューナッツ入りサラダ

・みかん

 

  県中央部に位置する小江戸「川越」は、ちょっとした

観光地になっていますね。今日は川越の名産とされている

さつま芋とほうれん草をカレーの具にして提供しました。

甘いさつま芋とカレーがなじむように、チャツネという

ジャムのようなスパイスを加えました。

 いよいよ、冬を感じる空気になってきましたね。昨日、

寄宿舎で食育学習会がありましたが、そこで免疫力を

強くするためにはどういうものを食べたらよいか、と

いう質問がありました。毎日元気に過ごしたいのは

万人の願いだと思います。特にこれからは気温も湿度も

下がり、人間には辛い気候になりますが、発酵食品や

きのこや野菜を食べて腸を鍛え、魚介やナッツや果物を

食べてビタミンやミネラルや良質の脂を補充して

乗り越えましょう!

 身体によいものを食べ、週末をお過ごしください。

 

冒険

*11月9日(木)の給食*

・黒パン

・牛乳

・魚のマスタードソース

・白いんげん豆のスープ

・ミックスサラダ

 

  今の学年も半ばを過ぎ、友だちや先生に慣れてきました。

そこに食欲の秋で気候もよい、とくれば食事の味がいつもと

違っても、前向きにとらえて挑戦したり完食できたりします。

今日はそんな子どもたちの内なる力を見たくて、自信につな

がると願い、大人っぽい味のソースを魚にかけてみました。

 マスタードソースと言っても、生クリームが主体のソース。

そこにマスタードとレモン果汁が加わり、クリーミーなのに

さっぱりしているソースは、魚(あじ)のくさみを包み込ん

でくれました。甘めの黒パンにつけて食べてもおいしかった

そうです。

 主菜には濃厚ソースをかけたので、副菜のスープとサラダ

は味も脂質も軽めにしました。味付けは共にシンプルな塩。

脂を抑えるために、脂質の少ない白いんげん豆を使った

スープ、脂質の少ない豚もも肉で作ったボンレスハムを

サラダにし、酢をきかせて提供しました。

 楽しく冒険できているといいな、と願っています。

 

 

いいや(118)~、ではなく

*11月8日(水)の給食*

・五目とじうどん

  (地粉うどん)

・牛乳

・小魚入り松葉芋

・かみかみ和え

 

  今日はいい歯(118)の日なので、6月の歯と口の

健康週間の復習も兼ねて、いい歯を保つためによくかむ

献立にしました。脂(油)がたっぷりあって、舌触りが

良い食べ物や柔らかい食べ物が「おいしい」のは間違い

ないです。「おいしい」食べ物がメディアやSNSでも

取り上げられ、話題になる昨今ですが、その「おいしい」

食べ物を食べすぎると、身体に必要な栄養素(ビタミンや

ミネラル)が吸収されにくくなったり、そもそも食べる

量が不足したりしがちです。「おいしい」を食べ過ぎる

ことが習慣化すると、病気につながるといっても言い過ぎ

ではありません。

 一方、よくかんで食べる食べ物は、脂(油)が少ない

食べ物が多いです。食べ過ぎても、あごが疲れる以外の

被害がないのです。よくかんで食べるとよりおいしくなる

ように、調理員さんに念入りに切ってもらったさつま芋

と大根とキャベツ。お子さんに、今日の給食はどう

だった?と尋ねてみてください!

 

大粒納豆登場!

*11月7日(火)の給食*

・ごはん【彩の国納豆】

・牛乳

・肉豆腐

・和風サラダ

・りんご

 

 今年2回目の登場になったこの納豆は、やはり存在感が

あるようで、今日のコメント数も納豆に関するものが

多かったです。埼玉県産のだいずに納豆菌を混ぜると、

市販では見たこともない大粒の納豆ができ上がるそうです。

埼玉県のだいずと納豆菌は相性が良いのですかね。小粒

納豆を食べ慣れていると思いますが、ふるさと月間なので、

この納豆をお楽しみください。

 豆腐料理がおいしい気候になってきました。ねぎや白菜

や茸などをたっぷり使って肉と共に煮ると、食べ盛りの

子どもたちも肉と一緒に野菜と豆腐も食べてくれるはずです。

たんぱく質:野菜やきのこ=1:2を目指しましょう!

 

 

秩父尽くし

*11月6日(月)の給食*

 

・しゃくし菜とじゃこの炒飯

・牛乳

・みそポテト

・きのこスープ

 

 今日は埼玉県の西部の秩父地方の特産物や名物を集めた

給食を提供しました。

 しゃくし菜という作物をご存知ですか?チンゲンサイの

仲間で、葉がギザギザしており、そのままゆでて食べたり

漬け物に加工したりして食べます。今日は、じゃこと

炒り卵と豚挽き肉と一緒にチャーハンにしました。

高菜チャーハンをイメージしていただけると、近いです。

 みそポテトは、秩父地方で昔から食べられている小重飯

(田畑仕事の合間に食べる軽食)の一つです。

揚げたじゃが芋に甘めのみそだれをかけて食べます。

今日は味付きご飯と組み合わせたので、少なめの

みそだれと絡めて提供しました。

 きのこは山間部の産物の一つです。鶏肉と一緒に3種類の

きのこを入れたので、香りも高く、うま味もたっぷり

食物繊維もたっぷりのスープができあがりました。

 

 

かぶ(蕪)

*11月2日(木)の給食*

・ココア揚げパン

  (コッペパン)

・牛乳

・ポトフー

・ひじきのマリネ

 

 久しぶりの揚げパンだったので、予想通り反響が大き

かったです。黒い口拭きや給食着を持ち帰っても許して

ください。

 そんな中、「かぶ」に注目して感想をくれた小学生が

いました。かぶは、じゃが芋、キャベツ、人参、玉ねぎ

などを大きめに切った野菜と、鶏肉とフランクフルトを

コンソメ味で煮た洋風煮物のポトフの中に入れました。

 漬物にしてもおいしいかぶ、実は埼玉県で生産量が

多い作物の一つです。白い根の部分も特徴のある食感と

風味ですが、葉も緑黄色野菜として栄養がとれるので、

ぜひ丸ごといただいてほしいです。今日のポトフに

ちらっと見える緑色の葉は、かぶの葉です。とても

きれいな肌のかぶの根を納めてくださったので、よく

洗い、皮をむかずに煮物に加えました。

 柔らかい葉はおひたしに、茎の部分は刻んで炒って

ご飯のふりかけに、煮びたしや汁物の青み、みそ汁や

スープの具には根も葉も使えますね。旬の今を逃さず、

かぶの栄養を丸ごといただきましょう!