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本日の給食

調節できます

*9月7日(木)の給食*・ごはん

・牛乳

・麻婆豆腐

・五目中華サラダ

・なし

 

  カレーライスを提供すると、「今日のは甘口?辛口?」と

聞かれます。メーカーによって甘口と辛口の度合いは違えど、

カレールゥの既製品の呼び方です。麻婆豆腐の素も、甘口と

辛口が選べることもあります。

 給食は、素材の味を大切にするという観点から、カレーも

麻婆豆腐も、調味料が混ざり合っている「素」を使わず、

調味料そのものから作る場合が多いです。その為、辛味の

調節は香辛料や調味料の量を加減して行います。今日の

麻婆豆腐も、味見をしながら辛味調味料の量を変えて、

幼稚部と小学部はまろやか麻婆豆腐、中学部と高等部には

辛味が上乗せされた麻婆豆腐が提供できました。

 また、既成のドレッシングを使うことも少ないです。

酢、塩、こしょう、油を柱に、食材や料理によって分量を

変えて、味付けに変化を持たせることができます。今日の

サラダは、酢を使わずに作ったドレッシングで和えたので、

酸味が苦手な子どもたちも食べやすかったと思います。

野菜が苦手というより、味付けが苦手でサラダや和え物を

敬遠する場合もありますよ。

  既製品を使うといつも同じ味を提供できるという良さが

ありますが、変化をつけにくく、見つけにくいです。

子どもたちは日々成長して変化していきます。身体の変化、

食べ方の変化、考え方の変化、子どもたちのいろいろな

変化に気付けるように、大人が寄り添っていきましょう!

 

 

単品にならないように

*9月6日(水)の給食*

 

・五目うどん(地粉うどん)

・牛乳

・だいずと木の実の甘辛揚げ

・じゃこ入りおひたし

 

 夏休み中、昼食に麺類を食べたご家庭は少なくないと思います。

素麺、ざるうどんなどの冷たい麺、焼きそばやパスタなどの

温かい麺、暑かったので喉ごしのよい麺は食べやすいですね。

 今日の給食のうどんつゆは、五目という名前の通り具沢山です。

具沢山だったら、単品でも許される?……答えはNo!です。

麺類単品メニューで、一番足りなくなる確率が高い食品は野菜類、

二番目に足りなくなる食品は肉や魚や卵などのたんぱく質です。

 今日の給食には、たんぱく質を補うことができる牛乳と大豆、

野菜を補うことができるおひたしを付けました。ご家庭で

麺類を食べる際も、牛乳ヨーグルトなどの乳製品や、オムレツや

プリンなどの卵料理でたんぱく質、サラダや果物などを添え、

単品にならないように心がけましょう!

 

魚いろいろ

*9月5日(火)の給食*

・青菜と卵のピラフ

・牛乳

・太刀魚フライ

・チキンスープ

・ヨーグルト(レモン)

 

 四方を海に囲まれている日本は、昔から海よりいろいろな

恵みをいただいてきました。その中でも魚は、身体を作る

たんぱく質が多く、良質の脂質を含む優れものです。ところが、

近年は魚の消費量が減ってきて、日本人の魚離れが進んでいます。

 確かに魚は、肉に比べると除きにくい骨があったり、日持ち

しなかったり、気を抜けない感じはあります。でも、自論に

なりますが、おいしい食べ物は口に入れるまでは苦労する

ものだと思っています。苦労するから更においしいくなり、

身体にもよいのだと。

 太刀魚は、骨が太くて多い魚です。でも、旬の魚なので、

ぜひ味わってほしく、献立に入れました。いろいろな魚を

食べて、自分の好きな魚に出会い、たくさん食べて健康に

過ごしてほしいです。

 

始まりました!

*9月4日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・豚肉の香味焼き

・じゃがいものみそ汁

・はりはり漬け

・冷凍みかん

 

 金曜日から、二学期が始まりました。思い思いの

夏休みを過ごしてリフレッシュできたようで、

今日から始まった給食を和気あいあいと食べる

様子にほっとしました。

 夏休み期間、楽しい出来事もたくさんあったと

思いますが、保護者の皆さんは毎食何にしよう、

と悩んだことと思います。しばらくの間、平日の

昼食は給食にお任せいただき、ここから新しいネタを

仕入れ、料理のレパートリーを増やしてください。

 今日のメインの豚肉は、にんにくとねぎを

みじん切りにし、醤油や砂糖に混ぜて肉を漬け、

すりごまをふって焼きました。すりごまは、

粒の炒りごまに比べると吸収率が高いので、

ごまの栄養をたくさん体内に取り込むことが

できます。和え物に使うイメージがありますが、

焼き物にふりかけるとタレと肉がよく絡みます。

 はりはり漬けは、切干し大根で作る和え物です。

煮物のイメージの強い切干し大根ですが、さっぱりと

サラダや和え物にも使えます。

日本の風土に合った保存方法、乾した食材は、

常備菜に向いています。軽くて経済的な豆や野菜の

乾物を常備して、野菜が少ないと感じるときに

ちょい足しできるようにしておくのが健康の秘訣の

1つになりますよ☆

 

 

子どもたちに

*7月19日(水)の給食*

・夏野菜カレー(麦ごはん)

・牛乳

・親子豆のサラダ

・セレクトミニシューアイス

 【バニラ・チョコ・いちご・抹茶】

 

 今日は、一学期最後の給食でした。子どもたちは、教室の

大掃除を一生懸命やり、その後カレーを食べて帰る、または

部活をする、というような一日でした。一学期、過ぎて

しまえばあっという間かもしれませんが、保護者の皆さまも

幼児児童生徒の皆さんも、めいっぱい過ごしてこられたと

思います。お疲れさまです。

 今日のカレーに使ったなす、玉ねぎ、かぼちゃ、じゃが芋

は、本校の近くの農家より購入して作りました。立派な野菜

たちは、本校の子どもたちに注がれた日差しや雨と同じもの

を浴びて育ちました。農家さんは、近くにいる子どもたちに

野菜を食べてほしい、と優先して納めてくれています。時間

が経ってもきれいな色を保つなすを見て、しみじみと地産

地消のありがたさを感じました。

 正確には、えだ豆とだいずは親子ではありませんが、

なじみやすいかと考えて2種類の豆をセットで提供しました。

えだ豆も今が旬で、鮮度が命の作物です。枝に実が付いた

ままのえだ豆を購入し、お子さんと一緒に枝から取って新鮮な

状態のをいただくのもよいですね。

 セレクトミニシューアイスは、左側の抹茶味が一番人気、

次いでチョコ味、と続き、いちご味の希望が一番少ないという

意外な結果でした。お子さんは何味を選びましたか?

 どんな内容でも、給食を会話のきっかけにしてほしいと

思っています。その声を、担任の先生や栄養士にお届け

ください。 よい夏休みをお過ごしください❁

 

皮は食べる?食べない?

*7月18日(月)の給食*

・キムチチャーハン

・牛乳

・きびなごごまフライ

・手作りワンタンスープ

・デラウェア

 

 今日は、暑さで弱っているであろう腸を元気に

する、発酵食品のキムチを使ったチャーハンです。

今日は豚挽き肉で作りましたが、ハムやツナなどの

保存食品を使ってもおいしく作ることができます。

夏休み中の食事にも向いていますね。休み中の

昼食は単品になりがちですが、麺だけ、炒飯だけ、

の食事にならないように、サラダや果物を一緒に

食べてください。

 スープは、ガラスープを鶏骨ときれいに洗った

野菜の芯や皮でとり、ワンタン皮に肉種を包む

ところから手作りでした。食べ応えのある一品に

なりました。

 ぶどうの皮を食べる派ですか?食べない派で

すか? 皮に栄養があるので、皮と実を一緒に

食べると、皮と実の間のすっぱさと皮の固さが

実のみずみずしさを奪ってしまう感じがします。

ぶどうの粒を並べたり、小さな指で小さな粒を

むいたり、今日も給食を楽しむ姿が見られました。

 

夏野菜を食べる

*7月14日(金)の給食*

・2種パン

 【はちみつレモン・セサミ】

・牛乳

・夏野菜のイタリア煮

・コーンサラダ

・ヨーグルト

 

 日差しは弱いですが、蒸し暑い日が続いていますね。

 旬の物を食べると、良いことがたくさんあることを

ご存知ですか?

 ①身体が欲する栄養がたくさん!

   例えば、夏が旬のきゅうりやトマトなどの野菜は、

  新陳代謝を促すような栄養があるので、「身体を

  冷やしてくれる」と表現されます。色の濃いかぼちゃ

  やピーマンは、汗などで失われるミネラルも豊富です。

 ②おいしい!

   市場に出回っているときは、たくさんできる時期

  なので、味ものっています。促成栽培や保存方法が

  進化し、輸入品も増えたので一年中食べられる果物

  も増えました。でも四季のある日本の作物は、季節

  を選んで育っています。

 ③安い!

   野菜も魚も果物も、たくさん収穫できる時期

  なので、値段が下がり、購入しやすくなります。

 

 今日は、なす、ズッキーニ、パプリカ、トマト等の

夏野菜を、洋風の煮物にしました。サラダや和え物の

野菜は残りが多いですが、豚肉と一緒に煮た煮物は

食べやすかったようです。主菜(メインのおかず)に

野菜がたっぷり入ると、野菜不足を防ぐことができ

ますね。野菜の皮をむいたり洗ったり切ったりする

ことは面倒ですが、子どもたちのためにがんばり

ましょう!

 

 

ので、

お魚定食

*7月13日(木)の給食*

・ごはん

・牛乳

・さばの塩こうじ焼き

・五目きんぴら

・さつま汁

 

 今日は和食定食、魚は塩味、きんぴらはしょうゆ味、

汁物はかつおだしに甘めの麦みそで味をつけました。

 きんぴらと言えば「ごぼう」と「人参」のイメージが

強いと思いますが、今日は新れんこんが入ったきんぴら

にしました。れんこんは、輪切りやいちょう切りに

するともっちり食感、縦に切るとシャキシャキ食感に

なることをご存知ですか? 今日は繊維と同じ方向に

切ったので、シャキシャキ食感のきんぴらでした。

 前回好評だったさつま汁、今日は夏仕様で生揚げと

小ねぎを使いました。西日本の料理は、豆腐よりも

厚揚げ、根深ねぎよりも小ねぎをよく使い、みそも

麦みそや豆みそを使います。そのうち、全国ぐるめ

巡り給食もやりましょうね。

 暑さのせいか、主食(今日は白いごはん)が多く

残るようになりました。暑いけれど、勉強や運動の

元になる、ごはんや麺やパンなどの主食、しっかり

食べましょう!

 

おやつ感覚で

*7月12日(水)の給食*

・なすのつけ汁うどん

 (地粉うどん)

・牛乳

・夏野菜チップス

・ごま酢和え

 

 豚こま肉、なす、玉ねぎ、にら、油揚げなどを使って

うどんのつけ汁を作りました。生姜やねぎなどの香味野菜を

加えると、もっと夏らしさが増すかもしれません。

 「他の野菜でも作って!」「調理実習でやれるかしら」

「おやつみたいでおいしかった」等々、反響の大きかった

チップス。薄くスライスして素揚げして、少し塩をまぶす

だけなので、野菜の風味は残っています。名前と香りと味が

一致して、おいしい!につながるといいな*

 

 

暑い国に倣(なら)い

*7月11日(火)の給食*

・ガパオライス(麦ごはん)

 【タイ風甘辛肉丼】

・牛乳

・ゲーンチュ【タイ風肉団子スープ】

・ヤムウンセン【タイ風春雨サラダ】

 

 今日の給食は、東南アジアのタイの国の料理を給食仕様に

まとめました。タイは熱帯気候に属し、一年中暑く、雨季と

乾季のある国です。食事の様子は、日本と同じ米を主食と

する国で、海に面する部分が多いので魚介もよく食べます。

唐辛子や胡椒などの辛味スパイスをふんだんに使うことや、

甘・辛・酸の融合した味付けが多いこと、果物の種類が

豊富なこと、ドクダミやバジルやパクチーなど香りの強い

葉物野菜(薬草)を使うことなどが、大きく違うことです。

 一年中暑い国に住んでいる人は、暑くても元気に過ごせる

暮らしをしています。食事も、暑くてもしっかり食べられる

味付けと予測し、アレンジしました。楽しみにしていた子、

満足した子、想像と違った子、苦手だった子、初めての

経験ができた子、好きな味と出会えた子、一人一人にとって

意味のある時間になったと思います。

 熱い回転釜の周りで肉団子を丸めて入れてくれた調理員

さん、いつもあたたかい給食を作ってくださりありがとう

ございます*