本日の給食
調節できます
・ごはん
・牛乳
・麻婆豆腐
・五目中華サラダ
・なし
カレーライスを提供すると、「今日のは甘口?辛口?」と
聞かれます。メーカーによって甘口と辛口の度合いは違えど、
カレールゥの既製品の呼び方です。麻婆豆腐の素も、甘口と
辛口が選べることもあります。
給食は、素材の味を大切にするという観点から、カレーも
麻婆豆腐も、調味料が混ざり合っている「素」を使わず、
調味料そのものから作る場合が多いです。その為、辛味の
調節は香辛料や調味料の量を加減して行います。今日の
麻婆豆腐も、味見をしながら辛味調味料の量を変えて、
幼稚部と小学部はまろやか麻婆豆腐、中学部と高等部には
辛味が上乗せされた麻婆豆腐が提供できました。
また、既成のドレッシングを使うことも少ないです。
酢、塩、こしょう、油を柱に、食材や料理によって分量を
変えて、味付けに変化を持たせることができます。今日の
サラダは、酢を使わずに作ったドレッシングで和えたので、
酸味が苦手な子どもたちも食べやすかったと思います。
野菜が苦手というより、味付けが苦手でサラダや和え物を
敬遠する場合もありますよ。
既製品を使うといつも同じ味を提供できるという良さが
ありますが、変化をつけにくく、見つけにくいです。
子どもたちは日々成長して変化していきます。身体の変化、
食べ方の変化、考え方の変化、子どもたちのいろいろな
変化に気付けるように、大人が寄り添っていきましょう!
単品にならないように
・五目うどん(地粉うどん)
・牛乳
・だいずと木の実の甘辛揚げ
・じゃこ入りおひたし
夏休み中、昼食に麺類を食べたご家庭は少なくないと思います。
素麺、ざるうどんなどの冷たい麺、焼きそばやパスタなどの
温かい麺、暑かったので喉ごしのよい麺は食べやすいですね。
今日の給食のうどんつゆは、五目という名前の通り具沢山です。
具沢山だったら、単品でも許される?……答えはNo!です。
麺類単品メニューで、一番足りなくなる確率が高い食品は野菜類、
二番目に足りなくなる食品は肉や魚や卵などのたんぱく質です。
今日の給食には、たんぱく質を補うことができる牛乳と大豆、
野菜を補うことができるおひたしを付けました。ご家庭で
麺類を食べる際も、牛乳ヨーグルトなどの乳製品や、オムレツや
プリンなどの卵料理でたんぱく質、サラダや果物などを添え、
単品にならないように心がけましょう!
魚いろいろ
・青菜と卵のピラフ
・牛乳
・太刀魚フライ
・チキンスープ
・ヨーグルト(レモン)
四方を海に囲まれている日本は、昔から海よりいろいろな
恵みをいただいてきました。その中でも魚は、身体を作る
たんぱく質が多く、良質の脂質を含む優れものです。ところが、
近年は魚の消費量が減ってきて、日本人の魚離れが進んでいます。
確かに魚は、肉に比べると除きにくい骨があったり、日持ち
しなかったり、気を抜けない感じはあります。でも、自論に
なりますが、おいしい食べ物は口に入れるまでは苦労する
ものだと思っています。苦労するから更においしいくなり、
身体にもよいのだと。
太刀魚は、骨が太くて多い魚です。でも、旬の魚なので、
ぜひ味わってほしく、献立に入れました。いろいろな魚を
食べて、自分の好きな魚に出会い、たくさん食べて健康に
過ごしてほしいです。
始まりました!
・ごはん
・牛乳
・豚肉の香味焼き
・じゃがいものみそ汁
・はりはり漬け
・冷凍みかん
金曜日から、二学期が始まりました。思い思いの
夏休みを過ごしてリフレッシュできたようで、
今日から始まった給食を和気あいあいと食べる
様子にほっとしました。
夏休み期間、楽しい出来事もたくさんあったと
思いますが、保護者の皆さんは毎食何にしよう、
と悩んだことと思います。しばらくの間、平日の
昼食は給食にお任せいただき、ここから新しいネタを
仕入れ、料理のレパートリーを増やしてください。
今日のメインの豚肉は、にんにくとねぎを
みじん切りにし、醤油や砂糖に混ぜて肉を漬け、
すりごまをふって焼きました。すりごまは、
粒の炒りごまに比べると吸収率が高いので、
ごまの栄養をたくさん体内に取り込むことが
できます。和え物に使うイメージがありますが、
焼き物にふりかけるとタレと肉がよく絡みます。
はりはり漬けは、切干し大根で作る和え物です。
煮物のイメージの強い切干し大根ですが、さっぱりと
サラダや和え物にも使えます。
日本の風土に合った保存方法、乾した食材は、
常備菜に向いています。軽くて経済的な豆や野菜の
乾物を常備して、野菜が少ないと感じるときに
ちょい足しできるようにしておくのが健康の秘訣の
1つになりますよ☆
子どもたちに
・夏野菜カレー(麦ごはん)
・牛乳
・親子豆のサラダ
・セレクトミニシューアイス
【バニラ・チョコ・いちご・抹茶】
今日は、一学期最後の給食でした。子どもたちは、教室の
大掃除を一生懸命やり、その後カレーを食べて帰る、または
部活をする、というような一日でした。一学期、過ぎて
しまえばあっという間かもしれませんが、保護者の皆さまも
幼児児童生徒の皆さんも、めいっぱい過ごしてこられたと
思います。お疲れさまです。
今日のカレーに使ったなす、玉ねぎ、かぼちゃ、じゃが芋
は、本校の近くの農家より購入して作りました。立派な野菜
たちは、本校の子どもたちに注がれた日差しや雨と同じもの
を浴びて育ちました。農家さんは、近くにいる子どもたちに
野菜を食べてほしい、と優先して納めてくれています。時間
が経ってもきれいな色を保つなすを見て、しみじみと地産
地消のありがたさを感じました。
正確には、えだ豆とだいずは親子ではありませんが、
なじみやすいかと考えて2種類の豆をセットで提供しました。
えだ豆も今が旬で、鮮度が命の作物です。枝に実が付いた
ままのえだ豆を購入し、お子さんと一緒に枝から取って新鮮な
状態のをいただくのもよいですね。
セレクトミニシューアイスは、左側の抹茶味が一番人気、
次いでチョコ味、と続き、いちご味の希望が一番少ないという
意外な結果でした。お子さんは何味を選びましたか?
どんな内容でも、給食を会話のきっかけにしてほしいと
思っています。その声を、担任の先生や栄養士にお届け
ください。 よい夏休みをお過ごしください❁
皮は食べる?食べない?
・キムチチャーハン
・牛乳
・きびなごごまフライ
・手作りワンタンスープ
・デラウェア
今日は、暑さで弱っているであろう腸を元気に
する、発酵食品のキムチを使ったチャーハンです。
今日は豚挽き肉で作りましたが、ハムやツナなどの
保存食品を使ってもおいしく作ることができます。
夏休み中の食事にも向いていますね。休み中の
昼食は単品になりがちですが、麺だけ、炒飯だけ、
の食事にならないように、サラダや果物を一緒に
食べてください。
スープは、ガラスープを鶏骨ときれいに洗った
野菜の芯や皮でとり、ワンタン皮に肉種を包む
ところから手作りでした。食べ応えのある一品に
なりました。
ぶどうの皮を食べる派ですか?食べない派で
すか? 皮に栄養があるので、皮と実を一緒に
食べると、皮と実の間のすっぱさと皮の固さが
実のみずみずしさを奪ってしまう感じがします。
ぶどうの粒を並べたり、小さな指で小さな粒を
むいたり、今日も給食を楽しむ姿が見られました。
夏野菜を食べる
・2種パン
【はちみつレモン・セサミ】
・牛乳
・夏野菜のイタリア煮
・コーンサラダ
・ヨーグルト
日差しは弱いですが、蒸し暑い日が続いていますね。
旬の物を食べると、良いことがたくさんあることを
ご存知ですか?
①身体が欲する栄養がたくさん!
例えば、夏が旬のきゅうりやトマトなどの野菜は、
新陳代謝を促すような栄養があるので、「身体を
冷やしてくれる」と表現されます。色の濃いかぼちゃ
やピーマンは、汗などで失われるミネラルも豊富です。
②おいしい!
市場に出回っているときは、たくさんできる時期
なので、味ものっています。促成栽培や保存方法が
進化し、輸入品も増えたので一年中食べられる果物
も増えました。でも四季のある日本の作物は、季節
を選んで育っています。
③安い!
野菜も魚も果物も、たくさん収穫できる時期
なので、値段が下がり、購入しやすくなります。
今日は、なす、ズッキーニ、パプリカ、トマト等の
夏野菜を、洋風の煮物にしました。サラダや和え物の
野菜は残りが多いですが、豚肉と一緒に煮た煮物は
食べやすかったようです。主菜(メインのおかず)に
野菜がたっぷり入ると、野菜不足を防ぐことができ
ますね。野菜の皮をむいたり洗ったり切ったりする
ことは面倒ですが、子どもたちのためにがんばり
ましょう!
ので、
お魚定食
・ごはん
・牛乳
・さばの塩こうじ焼き
・五目きんぴら
・さつま汁
今日は和食定食、魚は塩味、きんぴらはしょうゆ味、
汁物はかつおだしに甘めの麦みそで味をつけました。
きんぴらと言えば「ごぼう」と「人参」のイメージが
強いと思いますが、今日は新れんこんが入ったきんぴら
にしました。れんこんは、輪切りやいちょう切りに
するともっちり食感、縦に切るとシャキシャキ食感に
なることをご存知ですか? 今日は繊維と同じ方向に
切ったので、シャキシャキ食感のきんぴらでした。
前回好評だったさつま汁、今日は夏仕様で生揚げと
小ねぎを使いました。西日本の料理は、豆腐よりも
厚揚げ、根深ねぎよりも小ねぎをよく使い、みそも
麦みそや豆みそを使います。そのうち、全国ぐるめ
巡り給食もやりましょうね。
暑さのせいか、主食(今日は白いごはん)が多く
残るようになりました。暑いけれど、勉強や運動の
元になる、ごはんや麺やパンなどの主食、しっかり
食べましょう!
おやつ感覚で
・なすのつけ汁うどん
(地粉うどん)
・牛乳
・夏野菜チップス
・ごま酢和え
豚こま肉、なす、玉ねぎ、にら、油揚げなどを使って
うどんのつけ汁を作りました。生姜やねぎなどの香味野菜を
加えると、もっと夏らしさが増すかもしれません。
「他の野菜でも作って!」「調理実習でやれるかしら」
「おやつみたいでおいしかった」等々、反響の大きかった
チップス。薄くスライスして素揚げして、少し塩をまぶす
だけなので、野菜の風味は残っています。名前と香りと味が
一致して、おいしい!につながるといいな*
暑い国に倣(なら)い
・ガパオライス(麦ごはん)
【タイ風甘辛肉丼】
・牛乳
・ゲーンチュ【タイ風肉団子スープ】
・ヤムウンセン【タイ風春雨サラダ】
今日の給食は、東南アジアのタイの国の料理を給食仕様に
まとめました。タイは熱帯気候に属し、一年中暑く、雨季と
乾季のある国です。食事の様子は、日本と同じ米を主食と
する国で、海に面する部分が多いので魚介もよく食べます。
唐辛子や胡椒などの辛味スパイスをふんだんに使うことや、
甘・辛・酸の融合した味付けが多いこと、果物の種類が
豊富なこと、ドクダミやバジルやパクチーなど香りの強い
葉物野菜(薬草)を使うことなどが、大きく違うことです。
一年中暑い国に住んでいる人は、暑くても元気に過ごせる
暮らしをしています。食事も、暑くてもしっかり食べられる
味付けと予測し、アレンジしました。楽しみにしていた子、
満足した子、想像と違った子、苦手だった子、初めての
経験ができた子、好きな味と出会えた子、一人一人にとって
意味のある時間になったと思います。
熱い回転釜の周りで肉団子を丸めて入れてくれた調理員
さん、いつもあたたかい給食を作ってくださりありがとう
ございます*