言語聴覚士を目指す大学生の見学・体験(報告)
6月7日(水)に群馬パース大学言語聴覚学科の大学生が来校しました。
言語聴覚学科の学生の見学は初めてです!将来、言語聴覚士となり、聴覚障害をもつ子どもたちとも関わりをもつかもしれません。今回の見学が、将来の糧になりますように。
〇今回の経験を活かし、ろう者の気持ちを理解できる言語聴覚士になりたい。
〇「手話」の重要性を実感した。「今日はあえて通訳を付けません」と、ろう教員の説明を受けたが、「手話」「筆談」での説明で、内容を理解できた。手話のみだったら、理解できない。普段とは違う「逆の立場」を経験し、ろう者の気持ちを考えるきっかけになった。
〇「結婚するなら、ろう者か健聴者か」という生徒が作成した提示物で、「聴者の人に手話を覚えてもらうのはかわいそう」という意見にハッとした。この考えをもたせてしまったことについて考えさせられた。言語聴覚士として、聴覚補償の支援だけでなく、ひとりの人として接していこうと思った。
〇子どもたちにうまく伝えることができず悔しく思った。でも、手を引っ張って呼んでくれたり、笑顔を見せてくれたり優しい子たちばかりで嬉しかった。手話を学びたいと強く思った。
〇ろう学校と地域の学校とでは、もちろん違うところがたくさんあると思いますが、この学校でしか感じられない良さがあり、とても素敵な場所でした。