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塩分を気にしましょう

*9月25日(月)の給食*

・ごはん【手作りふりかけ】

・牛乳

・じゃがいものそぼろ煮

・くるみ和え

・なし

 

 先日の給食試食会の際にも話題の一つにした、「塩分」の

お話をします。

 病院の食事の味は薄いという話題を耳にしたことがあると

思います。病気の人たちが一同に生活する場である病院は、

健康を最優先した食事になっているため、塩分が少なく、

脂質と甘みを抑えた食事になっています。

 濃い味付けは塩分が多く、塩分を構成するナトリウムを

多く体内に入れると、まずはとても喉が渇きます。味が濃い

ものを食べ続けると、血圧が高くなることが多いです。血圧が

高くなると、腎臓や心臓に負担がかかり、日常生活に支障が

でてきます。最近は血圧を下げる薬も発達しましたが、服薬を

気にする生活も、ストレスがかかりますよね。

 濃い味に慣れてしまうと、薄い味だと物足りなく感じます。

そこで、給食も薄味でもおいしく食べられる工夫をして提供

しています。例えば、だしをしっかりとること、生姜やねぎ

等の香味野菜を使うこと、スパイスを利かせること等です。

味付けの他にも、汁物を減らして煮物を増やすこと、自分で

かけるドレッシングやソースではなく、給食室で和えたり

かけたりして提供することも、塩分を減らす工夫の一つです。

 はっきりした味付けは、売れる商品につながります。でも、

身体に良いものは少ないです。スナック菓子の食べ過ぎ、

麺類の汁を全部飲む、ドレッシングやソースのかけすぎ、

見直すことができる食生活から改めていきましょう!