塩分を気にしましょう
・ごはん【手作りふりかけ】
・牛乳
・じゃがいものそぼろ煮
・くるみ和え
・なし
先日の給食試食会の際にも話題の一つにした、「塩分」の
お話をします。
病院の食事の味は薄いという話題を耳にしたことがあると
思います。病気の人たちが一同に生活する場である病院は、
健康を最優先した食事になっているため、塩分が少なく、
脂質と甘みを抑えた食事になっています。
濃い味付けは塩分が多く、塩分を構成するナトリウムを
多く体内に入れると、まずはとても喉が渇きます。味が濃い
ものを食べ続けると、血圧が高くなることが多いです。血圧が
高くなると、腎臓や心臓に負担がかかり、日常生活に支障が
でてきます。最近は血圧を下げる薬も発達しましたが、服薬を
気にする生活も、ストレスがかかりますよね。
濃い味に慣れてしまうと、薄い味だと物足りなく感じます。
そこで、給食も薄味でもおいしく食べられる工夫をして提供
しています。例えば、だしをしっかりとること、生姜やねぎ
等の香味野菜を使うこと、スパイスを利かせること等です。
味付けの他にも、汁物を減らして煮物を増やすこと、自分で
かけるドレッシングやソースではなく、給食室で和えたり
かけたりして提供することも、塩分を減らす工夫の一つです。
はっきりした味付けは、売れる商品につながります。でも、
身体に良いものは少ないです。スナック菓子の食べ過ぎ、
麺類の汁を全部飲む、ドレッシングやソースのかけすぎ、
見直すことができる食生活から改めていきましょう!