2023年6月の記事一覧
開化丼は豚玉丼
・開化丼
(麦ごはん)
・牛乳
・いわしの竜田揚げ
・おかか和え
明治時代が始まる頃、庶民も豚肉を食べるように
なったと言われているところから、豚肉と卵の丼を
文明開化の「開化」をいただき、開化丼と呼んで
います。ビタミンB群が多い豚肉を使うので、親子丼
より夏向きの卵とじ丼の印象があります。卵で
とじる前に片栗粉でとろみをつけると、とろっと
して食べやすいあんができます。
「入梅鰯(にゅうばいいわし)」という言葉が
あるように、梅雨に入る頃の鰯が一番おいしいと
言われています。今日も鰯のおいしさに気付いた
子どもたちがたくさんいたようです。ご家庭でも
食卓に魚がのる機会が増えることを願っています*
国産オレンジ
・まるパン
・牛乳
・手作りポテトグラタン
・チキンスープ
・バレンシアオレンジ
今日のパンは、さいたま市内の作業所で作られた、
ややしょっぱめなパンでした。給食会が作るパンより
小麦粉を感じる味わいのパンは、小ぶりでしたが、
グラタンがボリューミーだったので、満たされた
ようでした。
今日のグラタンも、小麦粉をバターで炒めるところ
から手作りです。朝から顔を真っ赤にして作って
くれる調理員さんのおかげで、同じ値段をかけた
グラタンでも、買ったものよりたっぷりと食べる
ことができます。寒い時のメニューという印象が
あるグラタンですが、今日のような蒸し暑い日でも
するすると食べることができた、という感想が
ありました。作る人は何を作っても暑くて大変な
季節ですが、夏バテにならないように、日頃から
野菜たっぷり+たんぱく質しっかり食を心がけて
食べてくれたら、作る人の苦労は吹っ飛んでいき
ますね*
カイのチカラ
・深川めし
・牛乳
・五目玉子焼き
・じゃがいものみそ汁
・冷凍みかん
今日も一品にぎゅっといろいろなものを入れ込んだ
給食でした。
日本は四方を海で囲まれているので、日本人は昔から
海産物を食べてきました。「深川めし」と聞いて、
「あさりとごぼうが入った炊き込みご飯」と直結する
人が減ってきた気がしますが、湿度で身体が疲れる
この陽気に、貝のミネラルが見事に切り込み、元気を
注入してくれた気がします。
卵焼きには、豆腐、乾しいたけ、人参、ほうれん草、
豚挽肉が入っており、一品でいろいろな栄養素を摂る
ことができます。朝ごはんのおかずにも向いていますね。
じゃがいもと玉ねぎとわかめは、みそ汁の定番の
具ですね。地場産の玉ねぎとじゃが芋を使って作った
今日のみそ汁は、いつもよりやさしい味でした。
大人気、とん汁
・ごはん
・牛乳
・あじの南蛮漬け
・とん汁
・いそ香和え
初夏においしいお魚のアジを、今日はさっぱりした
南蛮たれで味わってもらいました。にんにくと生姜と
ごま油と砂糖と一味唐辛子を、薄めたポン酢に加えた
ような感じのたれです。フィレになったアジを使い、
小麦粉をまぶして揚げるので、片栗粉よりふんわりと
仕上がります。このたれは、魚だけではなく豆腐や
肉にも合い、気温と湿度が上がって食欲が落ちてくる
この時期にぴったりです。
給食の汁物の定番といえば、とん汁。具だくさんの
汁物を食べて、心も身体も満たされたようです。
こんなにいろいろな具を準備する時間がとれない方は、
、ぜひ「とん汁セット」のようなカットされた物を
購入してください。やや割高ですが、あっという間に
一品でき上がります。
野菜では空腹を満たせないので、ついついご飯系と
おかずになる肉や魚だけの食事で済ませてしまうことが
あるかもしれません。でも、時間がないことは、野菜を
食べなくてよい理由になりません。身体のために、
便利な物を利用して野菜をしっかり食べましょう!
沖縄慰霊の日にちなんで
・ジューシー
・牛乳
・ふチャンプルー
・沖縄もずくスープ
・フレッシュパイン
本校の修学旅行先にもなっている沖縄、今日は
沖縄慰霊の日なので、沖縄の食事を組み合わせました。
初めて見る料理が多く、おどろいた様子の幼児児童も
いたようですが、食べてみてよかったようでした。
「食べてみよう」というチャレンジの心が、食事だけ
ではなく人生への挑戦にもつながり、前向きに生きて
いけるとよいと考えています。
輸入の果物が増え、果物の選択肢も増えています。
パイナップルも以前より手に入りやすくなりましたね。
今日は特別な日なので、沖縄のパイナップルを準備
しました。がぶっとかぶりついて、瑞々しさを体感
してもらえたと思います。
新じゃがで
・ごはん
・牛乳
・じゃがいもの肉みそソース
・だいずのしゃりしゃり揚げ
・昆布入り浅漬け
まだまだ新じゃがが出回っている季節です。掘った
ばかりのじゃがいもは、シンプルな料理方法にすると
芋そのものの味を堪能することができます。今日の
献立は、蒸したじゃがいもに、豚挽き肉と玉ねぎを
炒め煮して赤みそで味を付けたソースをかけました。
蒸し調理は水分量が保たれてふっくらしますし、
水溶性のビタミンも失いません。揚げ調理も素材
そのものが生かされ、油で香ばしく滑らかになり
ますが、エネルギーを摂取しすぎてしまうことが
あります。とうもろこし、じゃが芋、さつま芋、
いろいろな食材を蒸して、タレなどを工夫して
食べてみましょう!
食べよう!野菜
・麻婆ラーメン
(中華めん)
・牛乳
・もやしのソテー
・大根サラダ
今日は、野菜がたっぷりの献立でした。ピリ辛で
とろみがついているラーメンつゆにつられて、野菜が
中心の副菜もどんどこ食べられる!と予測しました。
ごま油が香るサラダ、やわらかくなったソテーの
キャベツ、いつもより残食が少なかったです。
野菜はいくら食べても身体の中で悪さをしません。
食べ過ぎると健康被害につながる食品は、甘い物
(糖質)とあぶら(脂質)です。ビタミン剤や薬と
異なり、食品は食べてすぐに効果が出ません。
だからこそ、日々の食生活を大切にしてほしいと
思います。
野菜の残りが多いことが気になっている今日
この頃。あの手この手で、野菜を食べてもらいましょう!
みじん切り効果
・ライスボールパン
・牛乳
・手作りミートローフ
・ジャーマンポテト
・野菜スープ
・さくらんぼ
今日は、パンを主食にした洋食の給食でした。このパンは、
埼玉県産の米粉を使ったもっちりとした食感のパンで、
真ん中にざらめ糖がのっていて、人気です。もっと大きく
してという声もあがります。
ミートローフは、豚挽き肉を筆頭に、玉ねぎとエリンギの
みじん切り、食物繊維が多いひよこ豆のみじん切り、あとは
つなぎのパン粉や卵が入っています。ハンバーグと違い、
ミートローフは焼き上がってから切るので、成形の手間が
省けますね。
みじん切りにすると苦手な食材に気付かずに食べることが
できるけれど、実際、何を食べたかわかりにくいです。
きのこが入っていたよ、苦手なのに食べることができたね、
といっても、刻んでいないきのこは食べられないままかも
しれません。とはいえ、身体によい食材に多方面から一歩
ずつ慣れるには、みじん切り作戦も悪くはないです。
お試しください!
フライ効果
・ハムとコーンのピラフ
・牛乳
・ししゃもフライ
・青菜ときのこのスープ
調理員さんが500尾弱のししゃもにパン粉をつけてくれた
ので、ほどよい厚みの衣のフライを食べることができました。
真ん中の骨もがぶっ、少し苦みのある内臓の部分もピラフや
スープと一緒に、食べることができたようでした。
揚げ物は片付けが手間ですし、ましてやパン粉付けから
やるとなるとかなり気合いが必要です。でも子どもたちは
「おいしい」をよく知っています。作りたてのししゃも
フライのおいしさが届いた気がしました。
とろんととろみのついたスープには、きのこが3種類。
サラダが苦手なお子さんには、具だくさんでとろみを
つけたスープなら、葉物野菜やきのこが食べやすいかも
しれませんね。暑いとミネラルやビタミンが身体から
たくさん出ていきます。普段よりも野菜を多めに摂ると、
きっと夏バテ知らずで過ごせますよ!
みそ味の煮物
・ごはん
・牛乳
・豚肉とごぼうのみそ煮
・納豆
・かき玉汁
みそ味の煮物をご家庭で作りますか?煮物といえば
肉じゃがを代表する醤油と砂糖の味付けのイメージが
強いと思いますが、夏こそみそ味の煮物を!という
ことで、今日はごぼうと豚肉とこんにゃくを炒め煮して
みそで味を調え、ピーマンを味のアクセントに加えた
煮物を提供しました。納豆と並んで「ごはんが進む!」
そうです。
この週末はお天気がよさそうです。気温も湿度も
高くなり、体力も気力も奪われますが、米、肉、魚、
野菜、果物、しっかり食べて元気に過ごしましょう!