2023年7月の記事一覧
子どもたちに
・夏野菜カレー(麦ごはん)
・牛乳
・親子豆のサラダ
・セレクトミニシューアイス
【バニラ・チョコ・いちご・抹茶】
今日は、一学期最後の給食でした。子どもたちは、教室の
大掃除を一生懸命やり、その後カレーを食べて帰る、または
部活をする、というような一日でした。一学期、過ぎて
しまえばあっという間かもしれませんが、保護者の皆さまも
幼児児童生徒の皆さんも、めいっぱい過ごしてこられたと
思います。お疲れさまです。
今日のカレーに使ったなす、玉ねぎ、かぼちゃ、じゃが芋
は、本校の近くの農家より購入して作りました。立派な野菜
たちは、本校の子どもたちに注がれた日差しや雨と同じもの
を浴びて育ちました。農家さんは、近くにいる子どもたちに
野菜を食べてほしい、と優先して納めてくれています。時間
が経ってもきれいな色を保つなすを見て、しみじみと地産
地消のありがたさを感じました。
正確には、えだ豆とだいずは親子ではありませんが、
なじみやすいかと考えて2種類の豆をセットで提供しました。
えだ豆も今が旬で、鮮度が命の作物です。枝に実が付いた
ままのえだ豆を購入し、お子さんと一緒に枝から取って新鮮な
状態のをいただくのもよいですね。
セレクトミニシューアイスは、左側の抹茶味が一番人気、
次いでチョコ味、と続き、いちご味の希望が一番少ないという
意外な結果でした。お子さんは何味を選びましたか?
どんな内容でも、給食を会話のきっかけにしてほしいと
思っています。その声を、担任の先生や栄養士にお届け
ください。 よい夏休みをお過ごしください❁
皮は食べる?食べない?
・キムチチャーハン
・牛乳
・きびなごごまフライ
・手作りワンタンスープ
・デラウェア
今日は、暑さで弱っているであろう腸を元気に
する、発酵食品のキムチを使ったチャーハンです。
今日は豚挽き肉で作りましたが、ハムやツナなどの
保存食品を使ってもおいしく作ることができます。
夏休み中の食事にも向いていますね。休み中の
昼食は単品になりがちですが、麺だけ、炒飯だけ、
の食事にならないように、サラダや果物を一緒に
食べてください。
スープは、ガラスープを鶏骨ときれいに洗った
野菜の芯や皮でとり、ワンタン皮に肉種を包む
ところから手作りでした。食べ応えのある一品に
なりました。
ぶどうの皮を食べる派ですか?食べない派で
すか? 皮に栄養があるので、皮と実を一緒に
食べると、皮と実の間のすっぱさと皮の固さが
実のみずみずしさを奪ってしまう感じがします。
ぶどうの粒を並べたり、小さな指で小さな粒を
むいたり、今日も給食を楽しむ姿が見られました。
夏野菜を食べる
・2種パン
【はちみつレモン・セサミ】
・牛乳
・夏野菜のイタリア煮
・コーンサラダ
・ヨーグルト
日差しは弱いですが、蒸し暑い日が続いていますね。
旬の物を食べると、良いことがたくさんあることを
ご存知ですか?
①身体が欲する栄養がたくさん!
例えば、夏が旬のきゅうりやトマトなどの野菜は、
新陳代謝を促すような栄養があるので、「身体を
冷やしてくれる」と表現されます。色の濃いかぼちゃ
やピーマンは、汗などで失われるミネラルも豊富です。
②おいしい!
市場に出回っているときは、たくさんできる時期
なので、味ものっています。促成栽培や保存方法が
進化し、輸入品も増えたので一年中食べられる果物
も増えました。でも四季のある日本の作物は、季節
を選んで育っています。
③安い!
野菜も魚も果物も、たくさん収穫できる時期
なので、値段が下がり、購入しやすくなります。
今日は、なす、ズッキーニ、パプリカ、トマト等の
夏野菜を、洋風の煮物にしました。サラダや和え物の
野菜は残りが多いですが、豚肉と一緒に煮た煮物は
食べやすかったようです。主菜(メインのおかず)に
野菜がたっぷり入ると、野菜不足を防ぐことができ
ますね。野菜の皮をむいたり洗ったり切ったりする
ことは面倒ですが、子どもたちのためにがんばり
ましょう!
ので、
お魚定食
・ごはん
・牛乳
・さばの塩こうじ焼き
・五目きんぴら
・さつま汁
今日は和食定食、魚は塩味、きんぴらはしょうゆ味、
汁物はかつおだしに甘めの麦みそで味をつけました。
きんぴらと言えば「ごぼう」と「人参」のイメージが
強いと思いますが、今日は新れんこんが入ったきんぴら
にしました。れんこんは、輪切りやいちょう切りに
するともっちり食感、縦に切るとシャキシャキ食感に
なることをご存知ですか? 今日は繊維と同じ方向に
切ったので、シャキシャキ食感のきんぴらでした。
前回好評だったさつま汁、今日は夏仕様で生揚げと
小ねぎを使いました。西日本の料理は、豆腐よりも
厚揚げ、根深ねぎよりも小ねぎをよく使い、みそも
麦みそや豆みそを使います。そのうち、全国ぐるめ
巡り給食もやりましょうね。
暑さのせいか、主食(今日は白いごはん)が多く
残るようになりました。暑いけれど、勉強や運動の
元になる、ごはんや麺やパンなどの主食、しっかり
食べましょう!
おやつ感覚で
・なすのつけ汁うどん
(地粉うどん)
・牛乳
・夏野菜チップス
・ごま酢和え
豚こま肉、なす、玉ねぎ、にら、油揚げなどを使って
うどんのつけ汁を作りました。生姜やねぎなどの香味野菜を
加えると、もっと夏らしさが増すかもしれません。
「他の野菜でも作って!」「調理実習でやれるかしら」
「おやつみたいでおいしかった」等々、反響の大きかった
チップス。薄くスライスして素揚げして、少し塩をまぶす
だけなので、野菜の風味は残っています。名前と香りと味が
一致して、おいしい!につながるといいな*
暑い国に倣(なら)い
・ガパオライス(麦ごはん)
【タイ風甘辛肉丼】
・牛乳
・ゲーンチュ【タイ風肉団子スープ】
・ヤムウンセン【タイ風春雨サラダ】
今日の給食は、東南アジアのタイの国の料理を給食仕様に
まとめました。タイは熱帯気候に属し、一年中暑く、雨季と
乾季のある国です。食事の様子は、日本と同じ米を主食と
する国で、海に面する部分が多いので魚介もよく食べます。
唐辛子や胡椒などの辛味スパイスをふんだんに使うことや、
甘・辛・酸の融合した味付けが多いこと、果物の種類が
豊富なこと、ドクダミやバジルやパクチーなど香りの強い
葉物野菜(薬草)を使うことなどが、大きく違うことです。
一年中暑い国に住んでいる人は、暑くても元気に過ごせる
暮らしをしています。食事も、暑くてもしっかり食べられる
味付けと予測し、アレンジしました。楽しみにしていた子、
満足した子、想像と違った子、苦手だった子、初めての
経験ができた子、好きな味と出会えた子、一人一人にとって
意味のある時間になったと思います。
熱い回転釜の周りで肉団子を丸めて入れてくれた調理員
さん、いつもあたたかい給食を作ってくださりありがとう
ございます*
食事からミネラルを
・ごはん
・牛乳
・魚のみそ焼き
・豚肉と昆布の炒め煮
・かき玉汁
・冷凍みかん
今日は海藻を2種類使いました。炒め煮の昆布と、
かき玉汁のわかめです。
汗をかくこの時期は、エネルギーと共にミネラルも
消耗します。タブレットや飲料での補給も手っ取り
早くてよいですが、食事からもとれる工夫をしましょう。
海藻は、食物繊維とミネラルを多く含む食品です。
暑い夏、私たちの味方になってくれる食材なので、
積極的に食べるようにしましょう!火を入れなくても
戻せば使える乾燥させた海藻サラダやカットわかめ
などを上手に使いましょう!
かば焼きタレ
・ごはん
・牛乳
・いわしのかば焼き
・とん汁
・五色和え
暑さで内臓が弱り食欲がない時、辛味や香りのよい
香辛料の力を借りてなんとか胃袋に食べ物を入れる、
という方法もありますが、日本人にはこのしょうゆと
砂糖と酒(またはみりん)で作ったタレが、安心して
食べられるソウルシーズニングとなり、万人の食欲を
そそる気がします。焼き鳥のタレ、ウナギのタレ、
照り焼きのタレ、タレと聞くだけで唾液が出てきて
いませんか?
今日は、旬の鰯(いわし)に片栗粉をつけ、油で
揚げたものにかば焼きタレをかけたおかずがメイン
でした。揚げ魚というだけで箸が進む傾向にあります
が、今日はそれに輪をかけて「ソウルタレ」です。
安心して食べられるタレの味につられ、「魚って
おいしいな」と気付いてくれることを願っています。
よい週末をお過ごしください。
七夕メニュー
・七夕ピザトースト
・牛乳
・マッシュポテト
・短冊スープ
・星空ゼリー
今日の給食は、一日早めに七月七日の節句を意識
したメニューを提供しました。節句献立なので和食に
なりがちですが、洋食でアレンジしました。
七夕は、3月3日や5月5日と同じように、悪いことが
起きないようにと願いを込めて「さくべい」という
食べ物を作っていたようです。それが、小麦粉と
米粉を練って細くひものようにしたものを2本合わせ、
縄のようになったお菓子だったところから、七夕に
素麺を食べたり贈ったりするようになったそうです。
今日は野菜を短冊切りにした野菜スープに、米粉で
作られたビーフンを入れて表現しました。
梅雨が終わるこの時期、農家ではなすやきゅうりや
すいかなどの夏の農作物の初物をお供えして、豊作を
願ったそうです。夏の野菜の代表とも言えるトマト
を使ったピザソースで、主食のトーストを作りました。
トーストに乗っている小さなオレンジ色の粒々は、
星型のチーズです。星型のコロッケやハンバーグ、
ポテトやアイスなど、見て楽しめる加工品も増え
ましたね。笹の葉に飾りを付けたり、星をめでたり、
素麺や星型のものを食べたり、それぞれのご家庭で
七夕の節句をお楽しみください。本番は明日です、
今からでも準備できます!
ゴールドラッシュ
・和風ピビンパッ(麦ごはん)
・牛乳
・かぼちゃとナッツの甘辛揚げ
・わかめスープ
・とうもろこし
今日は、とうもろこしの皮むきを子どもたちに
手伝ってもらいました。生の状態のまま皮をむき、
ヒゲを取り除いてもらいました。行儀よく並んだ
とうもろこしの粒が皮の合間から見えてくると、
うれしそうな表情が印象的でした。
厨房に届いたとうもろこしは、オーブンで蒸し
ました。蒸し調理は、ゆで調理に比べると水溶性
ビタミンが減りにくいので、活用してください。
実は、皮のまま電子レンジで「蒸し」加熱すると、
皮もひげもしんなりして、除きやすいことをご存じ
ですか?皮膚のアレルギーがある人も、安心して
むくことができますよ。
とうもろこしは、収穫して時間が経つと、自身の
身を守るため糖質をでん粉質に変えるので、甘みが
減ります。小売店等で購入したら、その日のうちに
加熱しておけば糖質のまま食べられるはずなので、
果物のようにジューシーで甘いとうもろこしを
味わえるはずです。食品ロスを考えたら、値引き
シールの貼られたとうもろこし! おいしさをとる
なら購入するやいなや臨戦態勢で加熱処理を!