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2023年7月の記事一覧

子どもたちに

*7月19日(水)の給食*

・夏野菜カレー(麦ごはん)

・牛乳

・親子豆のサラダ

・セレクトミニシューアイス

 【バニラ・チョコ・いちご・抹茶】

 

 今日は、一学期最後の給食でした。子どもたちは、教室の

大掃除を一生懸命やり、その後カレーを食べて帰る、または

部活をする、というような一日でした。一学期、過ぎて

しまえばあっという間かもしれませんが、保護者の皆さまも

幼児児童生徒の皆さんも、めいっぱい過ごしてこられたと

思います。お疲れさまです。

 今日のカレーに使ったなす、玉ねぎ、かぼちゃ、じゃが芋

は、本校の近くの農家より購入して作りました。立派な野菜

たちは、本校の子どもたちに注がれた日差しや雨と同じもの

を浴びて育ちました。農家さんは、近くにいる子どもたちに

野菜を食べてほしい、と優先して納めてくれています。時間

が経ってもきれいな色を保つなすを見て、しみじみと地産

地消のありがたさを感じました。

 正確には、えだ豆とだいずは親子ではありませんが、

なじみやすいかと考えて2種類の豆をセットで提供しました。

えだ豆も今が旬で、鮮度が命の作物です。枝に実が付いた

ままのえだ豆を購入し、お子さんと一緒に枝から取って新鮮な

状態のをいただくのもよいですね。

 セレクトミニシューアイスは、左側の抹茶味が一番人気、

次いでチョコ味、と続き、いちご味の希望が一番少ないという

意外な結果でした。お子さんは何味を選びましたか?

 どんな内容でも、給食を会話のきっかけにしてほしいと

思っています。その声を、担任の先生や栄養士にお届け

ください。 よい夏休みをお過ごしください❁

 

皮は食べる?食べない?

*7月18日(月)の給食*

・キムチチャーハン

・牛乳

・きびなごごまフライ

・手作りワンタンスープ

・デラウェア

 

 今日は、暑さで弱っているであろう腸を元気に

する、発酵食品のキムチを使ったチャーハンです。

今日は豚挽き肉で作りましたが、ハムやツナなどの

保存食品を使ってもおいしく作ることができます。

夏休み中の食事にも向いていますね。休み中の

昼食は単品になりがちですが、麺だけ、炒飯だけ、

の食事にならないように、サラダや果物を一緒に

食べてください。

 スープは、ガラスープを鶏骨ときれいに洗った

野菜の芯や皮でとり、ワンタン皮に肉種を包む

ところから手作りでした。食べ応えのある一品に

なりました。

 ぶどうの皮を食べる派ですか?食べない派で

すか? 皮に栄養があるので、皮と実を一緒に

食べると、皮と実の間のすっぱさと皮の固さが

実のみずみずしさを奪ってしまう感じがします。

ぶどうの粒を並べたり、小さな指で小さな粒を

むいたり、今日も給食を楽しむ姿が見られました。

 

夏野菜を食べる

*7月14日(金)の給食*

・2種パン

 【はちみつレモン・セサミ】

・牛乳

・夏野菜のイタリア煮

・コーンサラダ

・ヨーグルト

 

 日差しは弱いですが、蒸し暑い日が続いていますね。

 旬の物を食べると、良いことがたくさんあることを

ご存知ですか?

 ①身体が欲する栄養がたくさん!

   例えば、夏が旬のきゅうりやトマトなどの野菜は、

  新陳代謝を促すような栄養があるので、「身体を

  冷やしてくれる」と表現されます。色の濃いかぼちゃ

  やピーマンは、汗などで失われるミネラルも豊富です。

 ②おいしい!

   市場に出回っているときは、たくさんできる時期

  なので、味ものっています。促成栽培や保存方法が

  進化し、輸入品も増えたので一年中食べられる果物

  も増えました。でも四季のある日本の作物は、季節

  を選んで育っています。

 ③安い!

   野菜も魚も果物も、たくさん収穫できる時期

  なので、値段が下がり、購入しやすくなります。

 

 今日は、なす、ズッキーニ、パプリカ、トマト等の

夏野菜を、洋風の煮物にしました。サラダや和え物の

野菜は残りが多いですが、豚肉と一緒に煮た煮物は

食べやすかったようです。主菜(メインのおかず)に

野菜がたっぷり入ると、野菜不足を防ぐことができ

ますね。野菜の皮をむいたり洗ったり切ったりする

ことは面倒ですが、子どもたちのためにがんばり

ましょう!

 

 

ので、

お魚定食

*7月13日(木)の給食*

・ごはん

・牛乳

・さばの塩こうじ焼き

・五目きんぴら

・さつま汁

 

 今日は和食定食、魚は塩味、きんぴらはしょうゆ味、

汁物はかつおだしに甘めの麦みそで味をつけました。

 きんぴらと言えば「ごぼう」と「人参」のイメージが

強いと思いますが、今日は新れんこんが入ったきんぴら

にしました。れんこんは、輪切りやいちょう切りに

するともっちり食感、縦に切るとシャキシャキ食感に

なることをご存知ですか? 今日は繊維と同じ方向に

切ったので、シャキシャキ食感のきんぴらでした。

 前回好評だったさつま汁、今日は夏仕様で生揚げと

小ねぎを使いました。西日本の料理は、豆腐よりも

厚揚げ、根深ねぎよりも小ねぎをよく使い、みそも

麦みそや豆みそを使います。そのうち、全国ぐるめ

巡り給食もやりましょうね。

 暑さのせいか、主食(今日は白いごはん)が多く

残るようになりました。暑いけれど、勉強や運動の

元になる、ごはんや麺やパンなどの主食、しっかり

食べましょう!

 

おやつ感覚で

*7月12日(水)の給食*

・なすのつけ汁うどん

 (地粉うどん)

・牛乳

・夏野菜チップス

・ごま酢和え

 

 豚こま肉、なす、玉ねぎ、にら、油揚げなどを使って

うどんのつけ汁を作りました。生姜やねぎなどの香味野菜を

加えると、もっと夏らしさが増すかもしれません。

 「他の野菜でも作って!」「調理実習でやれるかしら」

「おやつみたいでおいしかった」等々、反響の大きかった

チップス。薄くスライスして素揚げして、少し塩をまぶす

だけなので、野菜の風味は残っています。名前と香りと味が

一致して、おいしい!につながるといいな*

 

 

暑い国に倣(なら)い

*7月11日(火)の給食*

・ガパオライス(麦ごはん)

 【タイ風甘辛肉丼】

・牛乳

・ゲーンチュ【タイ風肉団子スープ】

・ヤムウンセン【タイ風春雨サラダ】

 

 今日の給食は、東南アジアのタイの国の料理を給食仕様に

まとめました。タイは熱帯気候に属し、一年中暑く、雨季と

乾季のある国です。食事の様子は、日本と同じ米を主食と

する国で、海に面する部分が多いので魚介もよく食べます。

唐辛子や胡椒などの辛味スパイスをふんだんに使うことや、

甘・辛・酸の融合した味付けが多いこと、果物の種類が

豊富なこと、ドクダミやバジルやパクチーなど香りの強い

葉物野菜(薬草)を使うことなどが、大きく違うことです。

 一年中暑い国に住んでいる人は、暑くても元気に過ごせる

暮らしをしています。食事も、暑くてもしっかり食べられる

味付けと予測し、アレンジしました。楽しみにしていた子、

満足した子、想像と違った子、苦手だった子、初めての

経験ができた子、好きな味と出会えた子、一人一人にとって

意味のある時間になったと思います。

 熱い回転釜の周りで肉団子を丸めて入れてくれた調理員

さん、いつもあたたかい給食を作ってくださりありがとう

ございます*

 

食事からミネラルを

*7月10日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・魚のみそ焼き

・豚肉と昆布の炒め煮

・かき玉汁

・冷凍みかん

 

 今日は海藻を2種類使いました。炒め煮の昆布と、

かき玉汁のわかめです。

 汗をかくこの時期は、エネルギーと共にミネラルも

消耗します。タブレットや飲料での補給も手っ取り

早くてよいですが、食事からもとれる工夫をしましょう。

 海藻は、食物繊維とミネラルを多く含む食品です。

暑い夏、私たちの味方になってくれる食材なので、

積極的に食べるようにしましょう!火を入れなくても

戻せば使える乾燥させた海藻サラダやカットわかめ

などを上手に使いましょう!

 

かば焼きタレ

*7月7日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・いわしのかば焼き

・とん汁

・五色和え

 

 暑さで内臓が弱り食欲がない時、辛味や香りのよい

香辛料の力を借りてなんとか胃袋に食べ物を入れる、

という方法もありますが、日本人にはこのしょうゆと

砂糖と酒(またはみりん)で作ったタレが、安心して

食べられるソウルシーズニングとなり、万人の食欲を

そそる気がします。焼き鳥のタレ、ウナギのタレ、

照り焼きのタレ、タレと聞くだけで唾液が出てきて

いませんか?

 今日は、旬の鰯(いわし)に片栗粉をつけ、油で

揚げたものにかば焼きタレをかけたおかずがメイン

でした。揚げ魚というだけで箸が進む傾向にあります

が、今日はそれに輪をかけて「ソウルタレ」です。

安心して食べられるタレの味につられ、「魚って

おいしいな」と気付いてくれることを願っています。

 よい週末をお過ごしください。

 

 

七夕メニュー

*7月6日(木)の給食*

・七夕ピザトースト

・牛乳

・マッシュポテト

・短冊スープ

・星空ゼリー

 

 今日の給食は、一日早めに七月七日の節句を意識

したメニューを提供しました。節句献立なので和食に

なりがちですが、洋食でアレンジしました。

 七夕は、3月3日や5月5日と同じように、悪いことが

起きないようにと願いを込めて「さくべい」という

食べ物を作っていたようです。それが、小麦粉と

米粉を練って細くひものようにしたものを2本合わせ、

縄のようになったお菓子だったところから、七夕に

素麺を食べたり贈ったりするようになったそうです。

今日は野菜を短冊切りにした野菜スープに、米粉で

作られたビーフンを入れて表現しました。

 梅雨が終わるこの時期、農家ではなすやきゅうりや

すいかなどの夏の農作物の初物をお供えして、豊作を

願ったそうです。夏の野菜の代表とも言えるトマト

を使ったピザソースで、主食のトーストを作りました。

 トーストに乗っている小さなオレンジ色の粒々は、

星型のチーズです。星型のコロッケやハンバーグ、

ポテトやアイスなど、見て楽しめる加工品も増え

ましたね。笹の葉に飾りを付けたり、星をめでたり、

素麺や星型のものを食べたり、それぞれのご家庭で

七夕の節句をお楽しみください。本番は明日です、

今からでも準備できます!

 

ゴールドラッシュ

*7月5日(水)の給食*・和風ピビンパッ(麦ごはん)

・牛乳

・かぼちゃとナッツの甘辛揚げ

・わかめスープ

・とうもろこし

 

 今日は、とうもろこしの皮むきを子どもたちに

手伝ってもらいました。生の状態のまま皮をむき、

ヒゲを取り除いてもらいました。行儀よく並んだ

とうもろこしの粒が皮の合間から見えてくると、

うれしそうな表情が印象的でした。

 厨房に届いたとうもろこしは、オーブンで蒸し

ました。蒸し調理は、ゆで調理に比べると水溶性

ビタミンが減りにくいので、活用してください。

 実は、皮のまま電子レンジで「蒸し」加熱すると、

皮もひげもしんなりして、除きやすいことをご存じ

ですか?皮膚のアレルギーがある人も、安心して

むくことができますよ。

 とうもろこしは、収穫して時間が経つと、自身の

身を守るため糖質をでん粉質に変えるので、甘みが

減ります。小売店等で購入したら、その日のうちに

加熱しておけば糖質のまま食べられるはずなので、

果物のようにジューシーで甘いとうもろこしを

味わえるはずです。食品ロスを考えたら、値引き

シールの貼られたとうもろこし! おいしさをとる

なら購入するやいなや臨戦態勢で加熱処理を!